
—簡単なプロフィールを教えてください。
鹿児島県出身、31歳(2010年現在)です。小学校から大学までサッカーをやっていました。スポーツに関わる仕事がしたいと思い、大学では教育学部スポーツ科学課程に進みました。大学のゼミ室に貼ってあったOBSの沢登りのポスターを見て興味を持ち、セルフディスカバリー5日間のコースに参加しました。その後、大学の実習でもOBSを選び、インストラクターになるために大学卒業後にJALTに参加、その後インストラクターをしています。
—セルフディスカバリーに参加してどうでしたか?
自分に対して考える機会がありました。今まで見ないようにしてきた自分の嫌な部分を突きつけられたような感覚と、「凄い事をやった」という達成感がありました。あとは、そういった自分たちの様子、気持ちをしっかりと見ているインストラクターを「すごいな」と思いました。
—その後JALTに参加してどうでしたか?
とても濃密な時間を過ごせました。JALT中は、日数が長いと思っていましたが、終わってみるとあっという間でした。自分にとっては全てが新鮮で、いろいろなことを学んでいくこと、身につけていくことに一生懸命で、充実した時間でした。活動の技術を身につけるだけではなく、ソフトスキルや指導実習など、プログラムを作るときには、今までにこんなに頭を使ったことがないというほど、いろいろ考えました。メンバーと意見を出し合い、何のために何を提供したいのかと考えることは正直しんどかったです。でも、そうして作ったものがうまくいったとき、参加してくれた人の頑張っている姿を見たときはすごく嬉しかったです。いろんな考えを持った人と一緒に過ごせたのも、自分に刺激がありました。
「日々充実し、濃かった」というのが一番の感想です。
—OBS以外考えなかった?
特に考えなかったです。OBSのやっているプログラムのダイナミックさと奥深さに惹かれていました。インストラクターが何かを教えたり、何かをするというよりは、活動の中で参加者が自ら感じたり学んだりできるプログラムにすごく魅力を感じていました。もやもやしていた自分に喝を入れてくれたプログラムを自分自身が体験していたからこそ、OBSで働きたいと思いました。
—インストラクターになってみてどうですか?
初めはOBSがやっているプログラムに価値を感じていたり、ここにいれば自分自身が成長したり何かを得られる。やっていることも「いいことだ」と思っていました。
でも、少しずつ経験が増え、自分自身がプログラムを作っていく立場になり、より自分自身の想いが問われるようになりました。しっかりと自分の想いがなければプログラムは作れません。自分の想いからできるプログラムにはしっかりと責任を持たなければいけないと思っています。そして、そうなってからは、今まで以上にやりがいを感じ、充実感を得られるようになりました。
OBSのインストラクターは何かを教えるのではなく、プログラムの中で参加者が自ら感じたり、学んだりしてほしいと思っています。インストラクターが前面に出るのではなく、影の薄い存在でもいいのかな?と思ったりもします。そのためにはしっかりとしたプログラムを作ることが大切だと思っています。そしてまさに参加者が今感じていることを大切にしていきたいと思っています。
—どんな時にやりがいを感じる?
コースをやっているときや、終わって参加者が笑顔で帰って行くときもやっていて良かったと思います。でも、一番やりがいを感じるのは後々になってOBSでの経験が「よかった」「今に生きている」などの声が聞けたときです。それぞれの日々の生活の中で、「あの経験が生きている」と感じられた時が一番嬉しいです。そして、同時に背筋が伸びる思いもあります。OBSのプログラムはそれだけ、その人の生き方に影響を与えたり、大きく気持ちを動かすもの。中途半端な気持ちでは絶対にできない。改めて大きな責任と重みを感じます。
—迷っている人へメッセージを
OBSでの体験は一生に一度あるかないかのダイナミックな体験です。心に引っかかったり、今、何か気持ちが動いた方はぜひ飛び込んでみてください。はじめて会った仲間とチャレンジをする中で、チャレンジを通して、仲間を通して、自分自身を通して、「自分」について感じること、発見が必ずあります。




